ドイツ式フットケア フースフレーゲ
本日トータルフットケアコースをご予約頂いたお客様より、「ずっとドイツ式フットケアを受けたかった」
とお聞きし、少し驚きました!
ドイツのフットケアって、ご存知の方は、あまりいらっしゃらないかと思ってましたので。。
ロージーライフのフットケアは、ドイツで培われたメディカルフットケアの技術です。
ドイツではフットケアのことをフースフレーゲと言います。
フース(Fuß、足) + (プ)フレーゲ(Pflege、ケア) 、足のケアですね。
靴文化の歴史が長い欧米諸国では、靴によって足の問題も多発しました。
ドイツでは、中世の貴族が、自分の位を表すためにヒールを履き、足を痛めることが多かったそうです。
そこで足の問題を解決するフースフレーゲも発達したのですね。
特にドイツでは、単なる美容的なフースフレーゲと、医学的なフースフレーゲが差別化されており、
医学的なフースフレーゲをポドロギー(Podologie)といいます。
ポドロギーはドイツでは国家資格であり、資格取得には専門学校等で2~3年のカリキュラムを受講し
国家資格に受からなければなりません。
男性でポドロギーをする人をポドローゲ(Podologe)、女性をポドローギン(Podologin)といいます。
ややこしいですねw
足の踝から下の角質の処置(タコ、痛みのある魚の目など)や爪の処置(巻き爪など)が主な仕事内容となります。
国により、対処法も少なからず変わってきます。
ドイツのポドロギーでは保存的な療法が用いられます。
他の国との制度の違いなど、また少しずつお伝えしたいと思います。
小田原城と桜
サロンからもお堀の桜がよく見えます