爪がうまく伸びない時の対処法
あっという間に12月も下旬です。
今年は本当にあっという間に過ぎる感がありますが、今月は特に駆け足で過ぎていきます。
私も毎日、駆け足で過ごしている気がします(^^;
お爪のお悩みをお持ちの方は案外と多いものです。
中でも、一度お爪が怪我などにより傷ついて以来、きれいな爪が生えてこないといった問題を
抱えておられる場合がよくあります。
医療機関で、「別に痛みもないならもう諦めた方がよい。こちらでは何もできない」と言われて
当サロンにご来店下さる方も多いです。
一度傷ついた爪でも、しっかりとケアをしてあげれば、元の健康的な爪に生え変わることはよくあります。
足の爪は手の爪よりも伸びが遅く、全部生え変わるのに半年から一年掛かると言われています。
それも季節や年齢、その方の代謝能力などにより変わってきます。
例えば、この寒い時期などは、春夏と比べてお爪の伸びは一般的に遅くなります。
その爪がしっかりと健康的に生え変わることができるかどうか、それは爪が形成される爪母の
状態によります。
例えば、陥入爪(爪が皮膚に入り込んだ状態)などにより抜爪(爪を取る手術)して、
爪母が傷ついてしまうと、その後はその部分が生えてこなかったり、或いは予期せぬ方向に部分的に生えてきてしまい、それが問題を起こすケースもあります。
その場合、また爪をきれいに再生させようと思っても難しいです。
しかし爪母にダメージがそれほどない場合、一度古い爪をしっかり除去して、爪の形を整えてあげると
爪の生え変わりと共に健康的なきれいな爪が生えてくることは多いです。
こちらのお客様も、2年間ほど両方の親指の爪がしっかりと生えてこない状態が続いておられました。
恐らくきっかけは、ペディキュアを長期間していたためではないかとのことでした。
当サロンにてお爪をきれいに整え、お客様にも毎日セルフケアをして頂いたところ、下の写真のような変化が見られました。
左拇趾のお爪。上の写真が今年の8月、下が12月の状態です。
右拇趾のお爪。上の写真が今年の8月、下が12月の状態です。
(実際には、最初の時点で上にもっと古い爪が覆っていましたが、それは最初に除去済です。その写真を撮るのを忘れました。。)
4ヶ月でここまで変わりました。
このようにきれいに伸ばすには、セルフケアがとても重要になってきます。
例えば、爪に横筋というか、段々がついてしまう、または厚くはなるけど伸びないといった場合
何かしらの障害物があって、爪が前に伸びてこれないことが多いです。
そういう場合には、お客様にご自身でテーピングをして頂きます。
また、爪は皮膚の一部(付属器官)ですので、乾燥した状態だときれいに生えなかったり、割れやすくなったりします。
ですので、ネイルオイル(なければハンドクリームでもよい)等で毎日足の爪に保湿をしてあげることが重要です。
これは問題がないお爪でも、冬は特に乾燥しますので、してあげるとよりきれいなお爪になっていきますよ。
また、テーピングなどについては別記事で触れたいと思います。