介護施設様での出張フットケア
みなさまこんにちは!
スタッフの吉岡です。
先日、介護施設で行うフットケアに同行させて
頂きました。
ドイツ式フットケアについて知って頂くため、体験としてお一人20分の施術をさせて頂きまし
た。
体験会に来られた方は、杖など使わずに自立して歩かれている方が多かったですが、
車椅子で来られた方もいらっしゃいました。
今回車椅子で来られた方のことについてお話ししたいと思います。
お客様の足は
①爪が厚くなっている
②厚くなった爪が反り返っている
③爪が長く伸びすぎてしまっている
と、いう状態でした。
爪は普段は施設のスタッフの方が切って下さっています。
当日、施設のスタッフの方から相談を受けました。
①厚くなった爪は切りにくくて困ってしまう。
②どこまで切ったらいいのか分
からない。
またどこまで薄くしたらいいのか分からない。
③指先が下を向き、爪が足裏に沿うように伸びているため切るのが難しい。
と、いうことでした。
厚くなってしまった爪はマシンを使わないとなかなか削れません。
厚くて伸びた爪もマシンを使って薄くしてからでないと短く整えることは難しいと思います。
整え方は
①爪の厚みや長さを整えその指にかかる負担を減らすこと。
②伸びた爪が他の指や爪を圧迫しないようにすること。
③表面や断面を滑らかにして衣類に引っかかならないようにすること。
まずここから行なっていきます。
今回体験会に同行させて頂いたことで、施設のスタッフの方がお爪のお手入れで、困っている
思いや悩んでいることを知りました。
また、足のケアが必要な方が多くいらっしゃることを知りました。
フットケアマシンや専用のニッパーを使うことで、普段行き届かない所までケアをすることが
できるフットケアの重要性を再認識しました。
1人でも多くの方が健やかな足で日々過ごせるような技術の提供と情報を伝えていきたいと思いました。


