秋の夜長に

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2009年から2012年にかけてドイツに滞在し、ウルム(ULM)という街でポドロギー(Podologie)を学びました。

その際に書いていたブログをこちらにリライトしています。

それに伴い、前記事は徐々に削除していきます。

ここで掲載されている情報は、その当時のものですので現在変わっている可能性があります。

また私自身の認識が間違っていることも考えられますので、ご自身でも常に最新の情報をご確認下さい。

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秋の夜長に    2011.11.1記事より

 

秋、深い森を抜けて

早いもので、もう10月も終わりですが、充実した秋を過ごされてますか?

ここドイツでは、先週土曜日の夜中に、夏時間から冬時間へ切り替わりました。
お陰で一時間長く寝ることができました(笑)。
冬時間では、日本との時差は8時間(日本が早い)になります。

今日は来月から実習に行く、ウルムのBWK(Bundeswehr Krankenhaus、連邦国防軍病院)に、ご挨拶兼下見に行ってきました。
大きくて、近代的なとてもきれいな病院でした。
対応して下さった方々もみなさん親切でした。
何より皆、訛ってなかったのが嬉しい(涙)。。

連邦国防軍と聞くと、なにやら軍隊の人々ばかりいるイメージですが、
普通に白衣を着た先生たちがいっぱいいて、患者さんもみんな普通でした。。
でも中には女性でも軍服を着て働いている人もいましたっけ。

ドイツでは今まで、男性には1年前後(年によって異なる)の兵役が義務付けられていましたが、兵役につきたくない若者には
その代わりに、Zivildienstと言う、例えば病院での勤務などの、社会奉仕勤務をする、という選択肢が与えられていました。
しかし今年の7月からは法律が変わり、もはや兵役も義務ではなくなったそうです。

以前に同じくその病院で実習した友人に、その時の状況を聞いたところ、開口一番、
「あそこの食堂は、ランチメニューが充実していて美味しいんだよー!」とのこと。。
楽しみがまたひとつ増えたぞ♪

その帰り道、自転車屋さんで4ユーロでチェーンを直してもらって、
再び自転車で山道を登っていたところ、ちょっとがたがた道を走ったら、
またチェーンが外れたではないですか。。
ちくしょー、安自転車め。。
途中電気屋さんとか、ガソリンスタンドなどで
「(ひょとしたら)自転車直してくれない?」って聞いてみましたが、やっぱり駄目でした。。
結局、自転車押して50分位、山道をとことこと歩いて帰ってきました。

別に歩くのは好きなので、自然の中、空気も澄んでて気持ち良かったのですが、
とにかく街灯がひとつもなく、文字通り真っ暗。。
しかもひとっこ一人いないので、変なもの見えちゃったらどうしようかと。。
まだ一度も見えたことないんですけどね。

ようやく遠くに家の灯りが見えた時はほっとしました。
いやあ、人の気配を感じるって、ほっとするものですね。。

秋深き隣は何をする人ぞ

なんか、こんな暗い夜道で一人自転車押してる私と対照的に、
温かな光の中で団欒している家族が、とても眩しく見えたものでした。。

またポドロギーからずれちゃってますが、実習始まったら色々報告させて頂きますね。

皆様も、どうぞ日本の秋を、満喫して下さいませ。

 

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