引き続き・研修

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2009年から2012年にかけてドイツに滞在し、ウルム(ULM)という街でポドロギー(Podologie)を学びました。

その際に書いていたブログをこちらにリライトしています。

それに伴い、前記事は徐々に削除していきます。

ここで掲載されている情報は、その当時のものですので現在変わっている可能性があります。

また私自身の認識が間違っていることも考えられますので、ご自身でも常に最新の情報をご確認下さい。

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引き続き・研修   2011.11.9記事より

日本の皆様はもう寝てますね。。
今こちらは夕方5時半。
先程研修2日目を終えて、帰宅しました。
ほっと一息。。

今日の内容も、やっぱりほくろ(癌になってないか)の検査が主でした。
まず全身を(ほんとに体の隅々まで)肉眼でチェックし、疑わしいほくろに関してはDermatoscopeにてチェックします。

悪性黒色腫かどうかのチェックポイントとして、
私たちがポドロギーの授業でならったのは
ABCD(本当はJまで習ったけど、ABCDが一般的なようです)ルールです。

<悪性メラノーマの診断ポイント>
A-Asymmetrie (左右非対称、形がきれいなまるやオーバルじゃない)
B-Begrenzung (境界線が一定でなく、不鮮明)
C-Coloration (色が色々まじっていて、一定でない)
D-Durchmesser (径が5mm以上)

*上記は英語ではなくドイツ語です。

ただ、もし気になるほくろがあるなら、自己判断せず、すぐに皮膚科に行って相談してみるのがいいと思います。
また、その時はなんともなくても、その後変わってくる可能性があるので、気になるほくろに関しては、例えば6カ月ごとなどの
経過観察も必要になるかと思います。

そしてその他には、ほくろ切除のオペや刺青を消したい方の前処置などがありました。

ちなみにドイツでは、そこらじゅうの若者やモト若者が刺青をしています。
きっと日本だったら、銭湯など入れないでしょう。
看護師さんに聞いたところ、これらの刺青をレーザーなどで処理してもほとんどの場合、完全に取り去ることはできず、
もともとのきれいな状態に戻すのは難しく、またはその後遺症で皮膚の病変を引き起こしやすいとのこと。
もしタトゥしたいとお考えの方は、その辺よーく考えて
今のきれいな皮膚を大切にしてくださいね

今日は昨日に比べると、全然忙しくなかったのですが、
明日は7時半前に来いよとの先生の指示。

何が来るのか、楽しみだ~。
明日は足関連も来るそうです。
研修にて、初・フスフレーゲなるか。
しかし昨日見たフスフレーゲ機械は相当の年期モノで、もはや誰も使っていないらしい。。
機械はないけど、取りあえず器具は自分のを念のため持って行きますか。

今日もお読み頂き、どうも有難うございました。
明日も元気にまいりましょー

 

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