温泉へ行こう!
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2009年から2012年にかけてドイツに滞在し、ウルム(ULM)という街でポドロギー(Podologie)を学びました。
その際に書いていたブログをこちらにリライトしています。
それに伴い、前記事は徐々に削除していきます。
ここで掲載されている情報は、その当時のものですので現在変わっている可能性があります。
また私自身の認識が間違っていることも考えられますので、ご自身でも常に最新の情報をご確認下さい。
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温泉へ行こう! 2011.11.17 記事より
こんばんは!
今日も研修、無事に終わりました
今日は新たに、乾癬の方の、PUVA療法の一環として
クリーム塗りなどやらせて頂きました。
尋常性乾癬(die Psoriasis vulgaris)、日本ではまれな病気ですが、
ヨーロッパ全体での罹患率は全人口の3~5%、アメリカでも2%を占める、
欧米ではよくある皮膚疾患だそうです。
最初は突然小さな赤い発疹ができ、徐々に白いカサブタ(フケ)状のものが
広がっていきます。
原因は不明ですが、感染によるものではなく、伝染することもありません。
遺伝的要素と、皮膚の怪我、日焼け、アルコール過剰摂取、
過度のストレスなどが原因ではないかと考えられています。
癌治療(化学療法)の副作用でなることもあります。
(詳細はWIKI等で)
完全治癒は難しいと言われていますが、症状を軽くするために
薬の服用の他、PUVA療法などがおこなわれます。
PUVA療法
(Psoralen―ソラーレン、光によって活性化する、ある種の植物が持つ化学物質
+ Ultraviolet A-紫外線A波 )
患者さんは、特殊な化学物質(光の感受性を高めるため)を患部に塗った後、
紫外線A波を受けます。
患者さんが紫外線療法を受ける前に、事前に
患部(手と足でした)にクリームを塗らせてもらいました。
クリームを塗る場合もあれば、特別な塩(死海の塩など)の入った
シャワーを浴びた後で、紫外線を受ける場合もあるそうです。
疾患部分や個人の体質など、ケースバイケースで行われます。
しかし、つくづく日本に皮膚病が少ないのも、長寿を誇るのも、
日本人のお風呂好き、温泉のお陰ではないかと思います。
お風呂に入ることで体温が上昇し、
血行が良くなるとともに、体を清潔に保つことができます。
みなさんご存知かもしれませんが、体温を一度あげることで免疫力も
あがるそうです。もちろん美容的にもお肌にいいということです!
逆に体温が低くなると、糖尿病、ガン、高血圧といった、
様々な病気になりやすくなるそうです。
ベストセラーにもなった、安保徹先生の
「病気にならない体をつくる免疫力(知的生き方文庫)」、
免疫について、分かりやすく説明されていておもしろいと思います。
健康に興味のある方は、一読されるとよろしいかと思います。
気候的にも日本は湿気が高く、夏は暑く冬は寒いけど、
その分皮膚にはいい気がします。
だからアジア人、特に日本人は若く見られる!
人種的な特徴もあるのかもしれませんが、私なんていつも
実年齢の半分位に見られて、
実際の年齢を言うと、非常に驚かれます(え、いくつでしょう?!)
周囲のドイツ人はお風呂にゆっくり入る人は少なく、だいたい朝か晩にシャワーです。
同僚などによると、そんなゆっくり湯船に浸かるような時間はない!そうな。。
ドイツ人は彫が深くて、目鼻立ちがはっきりしているし、
体格もいいので、日本人からすると男女とも一般的にカッコイイです。
若い時は本当にみんな肌もきれい。
なのに、30~40歳以降、格段にアジア人と違ってくるのは、肌のシワです。
男性も女性も非常に皺とシミが多く、その年齢になると
だいたい急に老けて見えるようになります。
お風呂ですよ、お風呂。健康の秘訣、美容の秘訣。。。
いいなあ、日本は。
素晴らしい温泉、しかもスーパー銭湯もいっぱいあって。
私も、帰国したら、まずはスーパー銭湯に行こう
あ、もちろんドイツにも温泉はあります! ただ入り方が違う
低めの温度で男女混浴、素っ裸(場所による)、温泉療法も有名です。
それだとね、安心してゆっくり浸かれないです。。
画像お借りしました、Baden-Baden のスパ
今日はお風呂入れないけど(この家にもシャワーしかない)
熱いお湯を浴びてゆっくり寝よう。
おやすみなさいませ。
最後までお読み頂き、ありがとうございました