メルヘン街道 ~ ブレーメン(Bremen)
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2009年から2012年にかけてドイツに滞在し、ウルム(ULM)という街でポドロギー(Podologie)を学びました。
その際に書いていたブログをこちらにリライトしています。
それに伴い、前記事は徐々に削除していきます。
ここで掲載されている情報は、その当時のものですので現在変わっている可能性があります。
また私自身の認識が間違っていることも考えられますので、ご自身でも常に最新の情報をご確認下さい。
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メルヘン街道 ~ ブレーメン 2012.1.8記事より
シャノーア地区のブレーメンの音楽隊
ハンブルクから電車で揺られること1時間弱、まどろみかけた頃、すでに電車はブレーメンに到着。
そこからお友達夫妻の住むACHIMという駅まで行き、その日はそこに宿泊させて頂きました。
夜、奥様の美味しい手料理をご馳走になった後、ゆっくりと
ポルトガルワインを飲みながら旦那様も一緒に、3人で心ゆくまでおしゃべり
旅行好きなご夫妻なので、テーブルに世界地図を広げ、
今まで訪れた場所に関してや、日本についてなど、夜が更けるまで楽しくお話しました。
旦那さんは翌日もお仕事なので、午前零時を回る頃、皆ベッドへ。
私はネコちゃんと一緒に寝ました。
蹴っ飛ばさないか不安でしたが、朝起きても元気だったので一安心
翌日は、正午前に奥様と二人でブレーメンへ。
旦那さんの休み時間と合わせて、レストラン前で待ち合わせ、一緒にランチ
連れて行って頂いたのは、政治家たちが利用する社員食堂(Kantine、カンティーネ)ですが、一般の人も入ることができ、12時前にすでに満員状態でした。
このような社員食堂は、ドイツのいろんなところにあります。
とても安いのにボリュームがあり、割と美味しいバランスの取れた料理が食べれるので、現地の人も皆よく利用してます。
語学学校に通うためにミュンヘンにいた頃は、裁判所の中の社員食堂が美味しい(値段の割には!)と教えてもらい、
毎日のように貧乏学生の私たちは、そこにランチを食べに行ってました。
さて、その日頂いたのは、キャベツと白菜が混ざったような野菜、グリューン・コール(Grünkohl、日本語名不明です)を、細かく刻んで油と一緒に煮たものに、蒸かしジャガイモ、ピンケル(Pinkel、ソーセージのようなもの)またはカスラー(Kassler、茹でた厚切り豚)を選んでトッピングしたものです。
この料理は、北ドイツで冬に好んで食べられるとのこと。
私はカスラーをチョイスしたのですが、これが絶品!
カスラーは噛まなくてもよいほど柔らかく、ジャガイモは新鮮で
ほくほく、グリューン・コールに至っては塩加減も抜群で、完食♪
写真取らなかったので、似たものを、ちょっとドイツのHPから拝借
なんでもその食堂では、近所の主婦の方たちが、ちょっとしたアルバイトに
そこで皆に料理をふるまっているそうです。
温かくて、美味しくて、寒さもどこかへ吹っ飛びました
お腹一杯になったところでブレーメン見学へ
100年以上の歴史をもつという、市民公園の中の風車
この天使のレリーフがベトヒャー通りの入り口
ゴシック様式と、アールヌーボーを取り入れた
個性的な建築が目をひくベトヒャー通り
ここで、マイセン製の鐘が30個並び、決まった時間になるとメロディを奏でる、
グロッケンシュピール(Glockenspiel)の鐘の音を聴きました。
そして有名なマルクト広場へ
市庁舎と、左手手前に見えるローラント像は世界遺産
市庁舎と聖ぺトリ大聖堂
ブレーメンの音楽隊
ロバ、イヌ、ネコと雌鶏。
結局ブレーメンにはたどり着かなかった彼らが
ブレーメンのシンボルに!
ロバの前脚に触れると、幸運が訪れるとか。
シュノーア地区(Schnor Viertel)
お洒落な建物がところ狭しと並んでいる
各店には可愛い小物がたくさん
代官山に似てるような
SOGESTRASSEは目抜き通り
ここで美味しいケーキ(下はマジパン!)とコーヒーを頂きました。
楽しかった世界遺産の街、ブレーメン。
またまたお世話になりました。
そして今度は工業都市Dortmundを抜けて、デュッセルドルフ方面へ。(つづく)