爪が白くなるのは爪の病気のせい? パート2
今日の記事は、昨日のブログの続きとなります。
爪が変色するのには、それ以外にも様々な原因があります。
ひとつには身体の内側、内的疾患から来るものがあります。
例えば乾癬などで爪が白っぽくなる場合がありますが、
内的疾患から来るものの場合にはひとつの爪だけでなく、すべての爪に変化が見られることが多いのが特徴です。
また、水虫などの感染による場合もあります。
爪水虫がみられる時には、ほとんどの場合、すでに足の水虫(足白癬)を持っていると言われます。
ですから、見分け方としては、まず足自体に皮むけや赤いポチポチなどがないか、
或いは痒かったり、変な匂いがしないかなど、足に水虫があるかどうかがポイントとなります。
爪水虫の場合、爪にグレーや黄色っぽい線が入ったり、爪の表面が部分的に白くなったりします。
そして爪水虫の場合には、爪が生え変わっても変色が治らないのが特徴です。
いずれにせよ、水虫菌(白癬菌)がいるかどうかの診断は、皮膚科で爪の組織を検査しないと分かりません。
その他にも呼吸器障害や肝障害、甲状腺の異常、或いは抗がん剤の副作用など、身体の内側からの影響で
全ての爪が変色したり、形が変わったり、炎症を起こしたりすることもあります。
また、タンパク質が不足していたり、血流が悪かったりすると、爪が薄かったり、なかなか伸びないということも。
爪は身体の健康状態を映し出すと言われます。
中医学では、爪の色や状態を観察して身体の状態を確認します。
ご自身の健康のバロメーターにもなりますので、爪を観察する習慣を付けられると良いかもしれませんね。