角質ケアコースをご検討の方へ:スピール膏使用について
東京では昨日くらいから桜の開花が発表されているようですね。
ロージーライフの窓から見えるソメイヨシノも、かなり蕾が膨らんでおりますが
まだ開花はしていません。
でももう、間もなくかと思われます。
これは一昨年の写真、サロンからの景色です
魚の目が痛い、タコが硬くなって痛い
そう言った時にご自身でスピール膏などを貼って対処される場合があります。
皮膚科でも、魚の目が痛いと相談に行くと、スピール膏を貼るように勧められるケースもあるようです。
こちらにご来店される方でも、自分でスピール膏を貼ってみたが
痛みが消えずどうにもならなかったので予約したというケースがございます。
結論からいうと、角質コースをご予約頂く場合には、その前にスピール膏の使用はお避け下さい。
もしスピール膏を貼っていた場合には、ご予約の少なくとも2週間前には使用を止めてください。
スピール膏に含まれるサルチル酸など、角質軟化作用の薬剤を長期に亘り
皮膚に貼り付けると、多くの場合魚の目の芯など硬い部分の周囲の、正常な皮膚から
柔らかくなってしまいます。
皮膚を柔らかくする作用がある薬剤なので、当たり前と言えば当たり前ですが。。
硬くて大きな角質や魚の目ほど、なかなか取れずに時間が掛かるため
貼っている間にどんどん周囲の柔らかい皮膚が侵食され、患部が拡がっていく形になります。
ご使用の際には、添付の使用説明書をよく読んでからご使用されると良いかと思います。
こちらで魚の目やタコを除去する場合には、周りの正常な皮膚は傷つけずに
痛みを引き起こす硬い芯や角質の部分だけを専用のマシンで除去します。
スピール膏などの角質軟化剤を使用されていると、正常な皮膚まで柔らかくなっているため
しっかりと硬い芯だけを取り除くことが難しくなります。
魚の目の周りの皮膚が柔らかくなり剥がれてしまっているような場合には、
施術ができないことがあります。
角質コースをご利用頂く際には、予めその点にご注意頂きますようお願い申し上げます。