角質の削り過ぎに注意!
*写真はセルフケアのイメージとしてお借りしました。
「カカトがカサカサする」
「足裏が硬くなった」
と、角質ケアを受けに来て下さるお客様がいらっしゃいます。
そういう方々のほとんどが、ご来店の前にセルフケアをなさっています。
実際お足を拝見すると、明らかに削り過ぎの兆候があることも。。
もともと過剰な角質ができて、足の裏やカカトが硬くなるのは、繰り返しの摩擦や圧迫に対する
皮膚(の一番外側の角質層)の、防御反応です。
それは例えば、
靴がしっかりと足に合っていないためにパカパカしてしまって、摩擦が起きている
靴の幅が狭過ぎるために、足の指、特に拇指と小趾(小指)が圧迫されて角質ができる、
もしくはテニスやゴルフ、バレエ、マラソンなどのスポーツによって、部分的に繰り返し圧迫が起こっている
などが原因となります。
そして、角質が硬くなる原因のもう一つが、乾燥です。
冬の乾燥した空気、加齢、内的疾患(甲状腺機能障害など)、保湿ケアの不足などが理由で、角質は乾燥し
ますます硬くなってしまいます。
もうひとつ、間違ったセルフケアで角質はますます硬くなります。
間違ったとは、そもそも硬くなってしまった角質部分だけでなく、その下の柔らかい皮膚まで削ってしまっている場合。
すると皮膚は防御反応で、ますます硬くなりますし、表皮を超えて真皮の部分まで傷つけてしまえば
それは傷となり、皮膚の再生が難しくなります。
そしてセルフケアをする際にもうひとつ重要なことは、削ったらその後で必ずしっかりと保湿をするということです。
削りっぱなしにすれば、皮膚はますます乾燥し、どんどん硬くなってしまいます。
何度も繰り返し削り過ぎてしまっている場合には、皮膚がもとの健康な状態になるまで
かなり時間が掛かります。
くれぐれも削り過ぎにはご注意下さい。
セルフケアとしては、角質を削るよりも、まずはしっかりと保湿をなさることをお勧めいたします。
ロージーライフ・フットでは角質ケアコースにおいて、セルフケアについても足に合わせてアドバイスさせて頂きます。