ドイツのポドロギー

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2009年から2012年にかけてドイツに滞在し、ウルム(ULM)という街でポドロギー(Podologie)を学びました。

その際に書いていたブログをこちらにリライトしていこうと思います。

それに伴い、前記事は徐々に削除していきます。

 

ここで掲載されている情報は、その当時のものですので現在変わっている可能性が高いです。

または私自身の認識が間違っていることも考えられますので、ご自身でも常にご確認下さい。

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ドイツのポドロギー(Podologie)について 2011.9.10記事より

 

こんにちは!

今日本は夜の11時半頃かと思いますが、ここドイツは午後四時半です。

夏時間の時差は7時間、日本の方が早いです。
日の本、日いずる国、私の日本。大好きです。

ちなみにドイツ語で西洋はAbendland(Abendは晩、夕方、 Landが国)、
東洋はMorgenland(Morgenが朝、午前)と言います。
ポドロギーとは関係ありませんが。。

 

ポドロギーの必須履行科目

さて、今日はドイツでのポドロギー国家資格取得の為の必須履行科目に関して書いてみたいと思います。

私が通っているウルム(Ulm)にある専門学校は、Physiotherapie(理学療法)をおもに取り扱っていて、その中にPodologie科が併設されています。

Podologie科は卒業までに最短でも2年が必要です。

今学校に通っているのは火曜、水曜、木曜の三日間のみですが、朝の8時10分から夜の7時までみっちりなので、木曜の夜にはかなりぐったりです。
もちろんクラスメート(現在私を除いて11名)はドイツ人ばかり、なかにはロシア系の生徒もいますが、だいたい皆ドイツに長年住んでいて語学の問題がない人々ばかりで、私のように、ポドロギーだけを勉強しにきていて、そのためにドイツ語をちょいと勉強した、というようなのんきな留学生はいません。

当然ながら休み時間といえどもずっとドイツ語で会話しなければならず、ちっとも休まれないのです。。

まあ、ポドロギーだけでなく、語学の勉強もさせてもらっていると思えば、ありがたいのですが。

語学に関してはまた別の機会に書いてみようかと思います。。

2年間のうち、1年目は午前に実習(1、2名の患者さんのフットケア。糖尿病患者さん等含む)および実技の練習、午後に教室での授業が行われ、2年目は午前と午後の内容が逆になります。

午前中の実技では専用の機械を使ったフットケアの他、シュパンゲ(巻き爪矯正法)、オトーゼ(シリコンパッド)などに関して習います。
実習中は常に現役のPodologin(ポドロギー施術者、女性)である先生がいて、治療が終わるごとに先生のチェックを受けます。
その時に実技に関して不足している部分とか、新しい技術などを教えてもらいます。

シュパンゲはだいたいロス・フラーザー(Ross-Fraser)を中心に習います。
オメガの形をした輪形成し、てこの原理で巻き爪を矯正するワイヤーです。(前記事を参照ください)

他にも3TOなども習いますが、試験科目はおもにこのRoss-Fraserです。
まず患者さんの爪の型取りをし、そこから人口の爪を作り、
それにぴったりと合うシュパンゲを、ワイヤー(一本の真っすぐな針金)を
専用のペンチみたいなものいくつかを使って作っていきます。
歯科矯正の時に行われる作業と、ほぼ同じような感じです。
一番手間がかかり、一番難しい技術ですが、コスト的には一番安いようです。

オトーゼは指間の摩擦緩和(魚の目等)または足指の変形矯正・予防(外反母趾、ハマートゥーなど)のために用いられるシリコン製の指間パットですが、私たちが習うのは、すべて異なった足の形、病状に合わせた、オーダーメイド。

各患者さんの足の爪に合わせて一度モデルを作った後、凝固材を用いてシリコンを固めます。
それを摩擦を取り除くために、グラインダーマシンで地道に薄く、削っていくのです。

シュパンゲもオートーゼもそうですが、間違った形に作られたものを
長時間着用することで、かえって爪囲炎を起こしたり、足に痛みが生じることがあります。
ですので、しっかり原理、基本を理解し、技術を身につけることが大切なのです。

また長くなってしまったので、残りの科目(ほとんど残ってる。。)
に関してはまた次回書きたいと思います。

今日もお読み頂き、どうもありがとうございました!

 

友達のサロンで実習させてもらった時の写真

 

 

 

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