ポドロギーの履修科目 

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2009年から2012年にかけてドイツに滞在し、ウルム(ULM)という街でポドロギー(Podologie)を学びました。

その際に書いていたブログをこちらにリライトしていこうと思います。

それに伴い、前記事は徐々に削除していきます。

 

ここで掲載されている情報は、その当時のものですので現在変わっている可能性が高いです。

または私自身の認識が間違っていることも考えられますので、ご自身でも常にご確認下さい。

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ポドロギーの履修科目   2011.10.22の記事より

ご無沙汰してますが、お元気ですか?
こっちはどんどん寒くなり、冬時間に切り替わる日も近づいていますが、
私はお陰様で元気です。

今週、血液と循環器系の病気に関するテストの結果が返ってきました。
ブログに一部内容をまとめさせて頂いた成果か、成績も悪くなかったですよ~!

さて、これは病理学の一部でしたが、ドイツでポドロギーの国家資格を取得する為には、
下記の科目を履修することになります。

科目 (時間)

<理論>
解剖学(120)
解剖学・実践(40)
生理学(90)
病理学(一般:30、特別-皮膚学、内科、老人学、リウマチ、整形、外科、神経等:250)
衛生及び微生物学(80)
精神学、教育学、社会学(60)
薬学、商品学(120)
物理、化学(60)
救急救命、包帯技術(30)
予防学及びリハビリテーション(30)
職業、法律、国状学(40)-保険適応可能な科目など、主にドイツの保険制度に関して
専門用語(20)
ポドロギー治療理論(150)

<授業・実践>
ポドロギー治療分野における物理療法、マッサージ、リフレクソロジー、
エレクトロセラピー、水、鉱泉、熱などによる治療、運動療法(130)
フスフレーゲの処置(対患者) (150)
ポドロギーの処置(対患者) (400)
補助具などを使用したポドロギーの処置(対患者)(200)

<対患者実習> (720)
フスフレーゲおよびポドロギーの処置、ポドロギーの補助具の使用など

<病院等での実習> (280)

以上、ドイツ語を直訳したので、日本語変かも。。

学校によって、多少変わるかもしれませんが、
国家資格なので、内容にそれほど大きな開きはないと思われます。

私の通っている学校の場合、ポドロギー資格取得の為に最低2年が必要ですが、
毎月およそ4万円程度の月謝、その他にも、試験やマテリアル、機材等、
及び(フスフレーゲ等実習の際の)保険などで、別途およそ40万円弱が必要です。
試験に落ちれば、また追加で試験料金が掛ってきます。

その他、住居、健康保険、通信費、生活費諸々でお金が必要になりますが、
例えば食費なんかは東京に比べるとかなり安いですよ。

しかしほんと、こんなに他分野に渡って勉強することになるとは、
正直、渡航前は思ってませんでした。。
いやあ、ポドロギーって、奥が深いですね!

今日もお読み頂き、どうもありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごし下さいませ。。

 

先日同僚が持ってきたバースデーケーキ♪
こちらでは、誕生日を迎えた人自らが、周囲の人々の
ためにケーキなど用意します。

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