ドイツでの病院実習 ~フットケアとアレルギーテスト~
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2009年から2012年にかけてドイツに滞在し、ウルム(ULM)という街でポドロギー(Podologie)を学びました。
その際に書いていたブログをこちらにリライトしています。
それに伴い、前記事は徐々に削除していきます。
ここで掲載されている情報は、その当時のものですので現在変わっている可能性があります。
また私自身の認識が間違っていることも考えられますので、ご自身でも常に最新の情報をご確認下さい。
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ファイアーアーベント 2011.11.12記事より
皆様、金曜の夜エンジョイされましたでしょうか、
週末ですね、ウレシー
タイトル、”Feierabend”、「本日これにて終業!」みたいな感じで使いますが、
研修一週間目、お陰様で無事に終了しました!
今日金曜日は午後2時にて外来が閉まってしまうので、早く帰ってこれました
知らなかった分だけ、嬉しさ倍増
ドイツとか西ヨーロッパって、そういうところがいいですね。
週末重視。自由時間重視。
金曜はとっとと帰って、家族と過ごしたり友達と過ごしたり
プライベートな時間。
さて、本日午前はまたフスフレーゲ
前回、機械なしでケアさせて頂いた患者さん、再びです。
その方が、昨日の夕方、奥様とお二人で、わざわざ私のところまで来て下さり、
自分の機械を持ってきたので、爪水虫を削って欲しいということでした。
喜んで伺いました。
この機械というのが、充電式のコードレスなんだけど、軽量で使いやつさバツグン!
しかも一万円以下とのこと。電動歯ブラシより安いじゃん。
早速私も購入してみようかと思います。
お礼にと言って、自作の詩集(サイン入り)を頂きました。
「親切にしてくれた人にだけ、あげてるんだよ~」なーんて。
その後、彼が看護師さんをつかまえて、嘆いているのを発見
なんでも、朝食のヨーグルトはナチュラルがいいって言ったのに、どうして
フルーツ味だったのさ~、とかなんとか。。
優しい看護師さんは、すぐにナチュラルのヨーグルトを
持って彼のところへ。
やっぱり私と同じく、サイン入り詩集をもらってました。。
この方ドクターの称号*をお持ちの、70歳位のジェントルマンなんですが、
とてもおもしろい方でした。
よくタイなどにも旅行に行かれるそうで、アジア話しで盛り上がりました。
なんでも今の奥様は3人目で、孫がすでに5人いらっしゃるそうです。
ドクター、やるねー
明日退院できるとのこと、良かった良かった
その後は、ラボにてバイオプシー検査(生体組織診断)の検体を見せて頂いたり、
形成外科医を目指すドクターの卵さん(実習生)が、プリックテストを行うのを
見学させてもらったりしました。
プリックテストはアレルギー検査のひとつで、
腕などにアレルギー源のテスト溶液(例えばナッツ類とか花粉とか)を
たらし、鈍いナイフみたいので肌をチクッと刺して(pricken-刺す)、
その後の反応を調べます。
だいたい10分位で結果がでます。
私も自分の腕で、花粉のうち一種類のテストをしてもらいましたが、
結果はネガティブ。
やっぱりチクっとしました。
といった今日の研修内容でした。
今日もお読み頂き、ありがとうございます
皆様も、自分だけの、スペシャルな週末をお過ごし下さいませ
私は、とにかく寝ます~、おやすみなさい
*ドイツでは、ドクター(博士課程)のタイトルを持っている人は、
本人の希望によって、家の表札や病室の名前のところに”Dr…..”と書いてある