魚の目はうつる?!
本日小田原方面はずっと霧雨が降っていました。
小田原城お堀端では桜がきれいに咲いていますが、また寒い日が続いています。
フットケアにご来店される方で、魚の目の痛みに悩まされている方は多いです。
魚の目は1個だけできることもあれば、何個も同時にできることもあります。
まれに、「魚の目はうつりますか?」という質問がありますが。。。
結論からいうと、魚の目ならばうつりません。
魚の目は、靴による繰り返しの「圧迫」や「摩擦」から起こる皮膚の防御反応として角質化した結果起こるものです。
タコと原因はほとんど同じですが、魚の目の場合にはねじれの力で硬い角質の芯ができ、それが柔らかい皮膚(真皮)の中にある神経を圧迫すると痛みが生じます。
ちなみに魚の目は医学用語で「鶏眼」と言いますが、本当に鶏の目のように見えますよ!
似てませんか??
実物はもっと似ているのですが。。
うつるのはイボ(疣贅)ですね。
イボはヒトパピローマウイルス感染によりできるとされています。そのため、できたまま放置をしておくと
ひとつのイボの周りにいくつものイボができてしまうことがあります。
足裏にできるイボは、見た目が魚の目にとてもよく似ています。
ただ、よく見ると、イボの場合はなんとなく輪郭が不規則で、色が茶褐色だったり、表面もざらざらしています。
角質を削って初めて下にイボがあるのが分かることもあります。
足底では、圧迫を受ける場所にできることが多く、どうしても負荷が掛かるためなかなか治りにくい傾向があります。
魚の目はドイツ式フットケアで痛みなく芯まで除去することができます。
しかしイボの場合はウィルスが原因ですので、皮膚科を受診すると液体窒素による凍結療法などで治療されます。
魚の目にしてもイボにしても、悪化させないために早めに対処することをお勧めいたします。
初回ご相談無料ですので、質問がありましたらお問合せ下さい。