生活習慣や癖が足の問題をつくる

巻き爪や繰り返しできる魚の目、外反母趾、浮指やハンマートゥなどの
足と指の変形による足のトラブルには、
歩き方や身体の動かし方など、その人の習慣や癖と言ったものが
関わっていることが多いと思います。

 

例えば親指が巻き爪になりやすい方の特徴として
親指に極度に力の入った歩き方をする
剣道をやっていて摺り足の習慣がある
職場などでストレスが掛かる時、親指や他の指をぎゅっと踏みしめてしまう
パカパカした、足に合っていないサンダルや、靴のカカトを潰して履いたり
靴のサイズが大き過ぎることで、親指で靴がズレないように踏ん張っている
常にヒールや先端の尖った靴を履く
などが考えられます

 

同じような理由で、外反母趾やハンマートゥなどになることもあります。

 

魚の目が繰り返しできてしまう方では
もともと足と指に外反母趾や、開帳足(横アーチの低下した状態)
のような変形がある場合が多いですが、
その他にも
足に合わない靴や靴下を履き続ける
体重が前方に掛かり過ぎ
真っすぐに歩けていない
片方の足(膝など)が痛いため、もう一方に重心が偏る
もともとの魚の目ができやすい体質(遺伝性)
などなどがあげられます。

 

また、立ち仕事の方、特に重いものを持ったり、
足に相当な負荷が掛かるような職業の方でも
巻き爪や魚の目に加えて、陥入爪や静脈瘤、むくみ、足裏のタコなど
各種の足の問題が出やすくなりますね。

 

当たり前と言えば当たり前の話ですが、日常的に繰り返される動作、
つまりは生活習慣や姿勢などが足のトラブルのもととなるわけです。
逆に言えば、足にトラブルを起こしている日々の動作、
生活習慣、歩き方や立ち方、姿勢などを見直すことで
自ずと足の問題は改善の方向へ向かうのです。

 

 

良し悪しは別にして、ずっと魚の目に悩まされていた方も、
歩けなくなって寝たきりになれば足の裏には
負担が掛からなくなるので、魚の目はできなくなるのです。
まあもちろん、寝たきりになることで、他の問題は出ると予測されますが。。。

 

それらは日々のちょっとしたことなのです。
ですが、習慣になってしまうと、あまりにも当たり前すぎて、
それが問題を起こしていることが分からなくなってしまうのですね。

 

まずは、そういった無意識の習慣や癖に気付くこと。
それが足のトラブル解決の第一歩となるでしょう。

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