足裏のアーチが身体の土台を支えている!
ローマのファブリキウス橋(ラテン語:Pons Fabricius) *画像お借りしました
現存する最古の石造アーチ橋で、紀元前62年に架橋され、紀元前21年に修復されましたが、そのまま現在も歩行者により使われています。
接着剤やセメントなどは使われず、レンガを円弧の形状に並べただけで 自重で強固に接着されているそうです。
人間の身体構造に無駄はないと信じています。
足の構造も然り。
ひとの足には片足26本の骨と2つの種子骨(軟骨)があります。
それらはお互いが結びつき関節を形成し、それぞれに筋肉が付着して足の指一本一本まで動くことができます。
足の構造として特徴的なのが、アーチ状になっていることです。
足のアーチ、一度は耳にしたことがあるかと思いますが、足裏は決して平らではなく、土踏まず部分が盛り上がったアーチ型をしているのです。
上の橋のアーチ構造と同じく、このアーチがあることで、強度が保たれ、歩いた時や走った時に地面から受ける衝撃を分散してくれます。
そして、この足のアーチが損なわれることで、様々な足の問題が引き起こされてきます。
足には2本の縦アーチと横アーチがあります。
縦アーチは踵から足趾に向かって内側と外側に、横アーチは拇趾から小趾へ掛かっています。
このアーチ構造が崩れてしまう時があります。
代表的なのが、偏平足と呼ばれる状態で、縦横のアーチ構造が崩れることでおきます。
筋肉の低下や足に合わない靴、ペタンコ靴などを履くことでもなることがあります。
また逆に、アーチが高くなっている状態をハイアーチ(凹足)と呼びます。
激しいスポーツをしたり、ハイヒールを履き続けることでなる場合があります。
これらのアーチの変形は、どこか一箇所だけで起こるのではなく、ほとんどの場合
足の全体的な構造が変化することで起きます。
そうして身体の土台である足裏から起こったアーチの崩れは、膝から腰、頭の先まで全体的に影響を与えます。
ですから、健康な足でいるためには、アーチ形を保つことがとても大切です。
まずは足の形を損ねない、足に合った靴を選ぶこと。
ヒールがない、ペタンコだから大丈夫、ではないのです。自分の足の形に合い、靴底がしっかりとした
足に負担を掛けない靴を履くこと。
しっかりと筋肉をつけること(エクササイズ、裸足で歩く)、
インソールで足のアーチをサポートすること。
また足のストレッチなどで、足関節や足裏の筋肉(筋膜)に柔軟性を保つことも重要です。
足のアーチ構造をしっかりと保ち、100歳まで歩ける体つくりを目指しませんか。
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